『小説を書く人のAI活用術』
山川健一・今井昭彦・葦沢かもめ著、インプレス 2024年10月発行
生成AIに小説を書かせるとなぜかつまらない、毒にも薬にもならない文章が出力される。コツを掴めればそんなこともないんだけど、どうやって小説を書かせたらいいか、小説作成のアシストにどう使えばいいか、本書に掲載された具体的な例が参考になると思う。文系人間の多くは具体例の多くから帰納的に学びやすい傾向があるので、興味のある初心者にはこういう本は参考になると思う。
で、この本、先月発売されたところなのに、なぜか読んだことがある? よく見たら、Kindleで公開されていた『ChatGPTで小説を書く魔法のレシピ』の加筆修正版だそうな。そっちで読みづらかった部分も改善されていけど、多くの部分は最新情報へのアップデートなので、Kindle本を持ってれば改めて買わなくてもよさそう。