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『社会言語学入門 改訂版』
東照二著、研究者 2009年10月発行

本書を目にするまで「社会言語学」という分野があることすら知らなかった。夕方ブックオフに立ち寄ったとき、ふと棚を見るとこの本が「買って!買って!」と呼んでいたのだ。経験上、そういう本は現在もしくは近未来の自分が必要とする確率が極めて高い。

で、社会言語学は、従来の主流言語学のように言葉を社会や文脈などの外的要因から切り離して言語を調べていくのではなく、言語が社会的な文脈でどのように使われ、変化し、影響を受けるかを分析していく。なぜ友達と話すときと上司と話すときで言葉遣いが変わるのか、なぜ地域によって言葉のアクセントや言い回しが異なるのかといった、言葉の多様性や変化を、社会的な視点から解き明かそうとするのが社会言語学、らしい。面白そう。

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