古典は、時の洗礼を受けて生き残った選りすぐりの優れた文化的コンテンツ、というだけでなく、文化的・歴史的な価値があって現代および後代にも規範・教養に資するものも指すので、『沈黙の春』は主に後者の意味で古典かな。現代の物の見方にも大きな影響を与えてるし。
『沈黙の春』が出たのが1962年。同じ頃に出たE.H.カーの『歴史とは何か』もすっかり古典だと思う。1950年代だと、ヘミングウェイの『老人と海』とか、あれも古典と言ってよいのでは。
ウォーラーステインの『近代世界システム』も私は古典だと思うけど、1980年代なんだよね。
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