フォロー

"――それは僕のはじめて持った友人だった、といっていい。僕はたしかに人間を好きでなかったし、人間も僕を好きでなかった。僕の愛しているのは冷徹な論理と偉大な歴史、そしてもう死んでしまった人々の偉大な思想だった。友人のいないことで悩まされたことは一度もなかったが、クラスメートと話すと必ずまずいものを食べたような心地になった。"
――栗本薫『伊集院大介の私生活』

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。