最近はまあ聞き慣れてさほどでもないんだけど、初めて「広島焼」という言葉を聞いた時は、愛郷心もたいしてなくお好み焼きは大阪風の方が好きなわたしですらかなりイラッとしたんだけど、何でこんなにイラッとするのかということをずっと考え続けてて、最近このイラッと感を説明できるようになってきたので記録しておくことにする。
例えばあなたが千葉県の生まれ育ちだとして、お正月に別の地方から来た客人に、お正月らしさを楽しんでもらおうと雑煮を振る舞ったとする。(もちろん、全国・各家庭によって様々なお雑煮があることは知ってる)
その客があなたのお雑煮を見て、「千葉ではお正月に『千葉煮』を食べるって聞いて楽しみにしてたんですよ!美味しいですねぇ。僕らはお正月には『雑煮』を食べるんですけど、千葉煮も良いですね!僕、雑煮より千葉煮の方が好きかも😊」とかにっこにこで言われたりしたらどうだ。
わたしにとって「広島焼」とはそういうことなのである。
ていうか、その客ひとりがそう云うんじゃなくて、来る人来る人、テレビとかですら「千葉煮」「千葉煮」(『雑煮』ではないもの)と云い続けるわけですよ。。