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斎藤環『「自傷的自己愛」の精神分析』。インセルから話をはじめつつ、そこから斎藤環全般の仕事に広がるような本で、予想より相当射程が大きな本で知的におもしろかったのだが、どこか自分には話がうまくはまってこない感触もあり、なんでそんな感触が出てきたのかは考えてみたくもある。それを考えるためにも、来年ゼミで読んでみるのもありかな。

20から30代頃に影響を受けてきたような図式から自分がずれはじめていたりもするのだろうかなどとふと思ったりも。

もしかしたらゼミで読む課題を考えてる時が一番楽しいかもなー。

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