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資本主義的な享楽(?)について考えるときには、産業連関表みたいな枠組みがかえって有効なのかな。生産の快楽(つくってあそぼ)、流通の快楽(君に届け)、消費の快楽(これは便利!)

調達の快楽、開発の快楽、廃棄の快楽…etc.などと「くくり」を細かくしていくと、法人/個人の経済活動は、生命一般のそれとよく似てくるし、芸術活動の「くくり」とも見分けがつかなくなる。

いまや語弊しかないけど、経済的欲望(働きたい)と文化的欲望(休みたい)が対比しづらくなる、と言い換えてもいい。

ここまでは(いまはなき雑誌へ)寄稿したときに考えた。さらに話を先へ進めるなら、「くくり」ごとの機能や「しくみ」全体の働きに目を向ける必要があって、これは医療政策における健康診断プログラムと同じ発想かな。「頭がわるい」のか「胃腸が弱い」のか「足が衰えている」のかを知るということ。

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