つまるところ、その作り手の現在地を起点にして、その表現技術史におけるその試みの高さ、広さ、深さ…etc.を多次元尺度で評価しよう、広告指標や購買指標も特別視せず説明変数のひとつに格下げしよう、と考えることになるし、自然言語処理アルゴリズムの性能研究などではその測定ルールが確立されてきているけれど、日本のコンテンツ産業のDMPは発売後の諸指標を一元管理する段にたどり着いたところで研究開発工程の判断はまだまだ職人の世界、新規事業投資の財務的評価も「詳しいひとの意見」に敏感なKPI設計をとらざるを得ない。しかし「本当の最先端」を知っているひとなど「本当にこの世界」にいるのかは疑問で……。