Xユーザーの小島道裕@平和・人権史観🍉さん:
「物議を醸した東京芸大美術館の「大吉原展」は閉幕しましたが、「無事に終わって良かった」ではなく、今後のために、展示の何が問題だったのかをきちんと議論すべきだと思います。残念ながら主催者からの総括は見かけませんが、『世界』8月号に辻浩和氏の批評が載りました。
https://www.iwanami.co.jp/book/b649447.html?_gl=1*1j321tr*_ga*MTg4NjY2MjEzNy4xNzIwNTg5NDc0*_ga_L95Q1BL1G0*MTcyMDU4OTQ3My4xLjEuMTcyMDU4OTU5OS4wLjAuMA..」 / X
https://x.com/kojimam1956/status/1818441210232504768
「辻氏は『中世の遊女』(京都大学出版会)の著書がある文化史の専門家で、自身の「違和感」を述べておられます。まず描かれた吉原の絵の相当部分は遊女屋・遊女の広告・宣伝で、客を呼び込む機能を担った。「遊女の教養」も客を呼ぶための営業戦略。「文化を発信」したのは誰で何のためかを考える必要。」 / X
https://x.com/kojimam1956/status/1818441700420763815
「「吉原の文化」は性売買と不可分で、それを促す機能を果たした。それが絵画作品が多く残された理由だが、そこを掘り下げないから、当事者が不可視化される、性売買がぼかされている、という批判を受けた。「描かれなかったもの」が何かの検証も無く、だから幻想のありようも明らかにできない。」 / X
https://x.com/kojimam1956/status/1818442132484424012