環境省のマイク切り役人木内氏異動とのことですが、「実質」更迭であっても、通常の異動というのは、キャリアに傷をつけたくない役所の保身でしょう。

マイク切りの件は、水俣病被害者への非礼なだけでなく、国民へ喧嘩を売り、かつ、環境省の存在意義そのものを公然と否定した、テロリズムに近い振る舞いなのですが、伊藤環境大臣は、そのテロリスト役人ひとりを更迭できない程度の政治力である、ということだと思います。

あと、担当チームがごそっと異動というのは、役所の人事のいつもの光景ですが、異動になったのが誰か、後任になったのが誰かを見ると、環境省がこの件を本気で取り組もうとしているかどうか、わかると思います。

「来月上旬にも、被害者らと改めて懇談が調整されていますが、その対応を念頭にした環境省の対応チームでは13人の幹部職員のうち木内氏含め4人以上が異動します。」

環境省の水俣病担当の幹部が6月末で異動 “マイクオフ問題”受け 事実上の更迭
news.yahoo.co.jp/articles/80ee

原発事故のあとの医系技官の振る舞いをみていると、数々の公害病の救済がなおざりにされ、薬害エイズ事件が起きた背景がよくわかります。

ほとんど研究者らしい仕事はせず、役所に食い込むことに全精力を注いでいる政治屋大学医学部教授とべったりと癒着し、ポストを優遇し、彼らとインナーネットワークを築き、情報を内輪だけで固め、まともな知見や研究者を排除し、内輪で恩恵をまわしあうことを最優先するようなカルチャーを作り上げるのが、彼らの生態ですから、そりゃ国民が病気で苦しんでいようが「知ったことか」だと思います。

だいたい、毎週毎週霞ヶ関にマメに顔を出すような大学教授が、研究に注ぐ時間があるわけないじゃないですか。まともに研究、教育していたら、そんな時間はありません。
公表している論文も、他人の書いたものに自分の名前にしているだけなのは、明らかでしょうに。それを崇め奉る日本の役所も、ほんとに馬鹿馬鹿しい。

なんでこんな人たちを税金で養わなきゃならないんだ、と思います。

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毎週毎週霞ヶ関に顔を出すというのは、各種政府委員会などの用事があるわけでもないのに、です。

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