環境省のマイク切り役人木内氏異動とのことですが、「実質」更迭であっても、通常の異動というのは、キャリアに傷をつけたくない役所の保身でしょう。
マイク切りの件は、水俣病被害者への非礼なだけでなく、国民へ喧嘩を売り、かつ、環境省の存在意義そのものを公然と否定した、テロリズムに近い振る舞いなのですが、伊藤環境大臣は、そのテロリスト役人ひとりを更迭できない程度の政治力である、ということだと思います。
あと、担当チームがごそっと異動というのは、役所の人事のいつもの光景ですが、異動になったのが誰か、後任になったのが誰かを見ると、環境省がこの件を本気で取り組もうとしているかどうか、わかると思います。
「来月上旬にも、被害者らと改めて懇談が調整されていますが、その対応を念頭にした環境省の対応チームでは13人の幹部職員のうち木内氏含め4人以上が異動します。」
環境省の水俣病担当の幹部が6月末で異動 “マイクオフ問題”受け 事実上の更迭
https://news.yahoo.co.jp/articles/80ee83f7a173277090342d6e7e268980cd9e622b
毎週毎週霞ヶ関に顔を出すというのは、各種政府委員会などの用事があるわけでもないのに、です。