先週の薬局待ち時間は、幸いほぼ待ち時間なく、結果その場TVを観る時間もなかった。
ただ、どうも現在銀が高騰(1g=1000)、それとともに銀歯の「市場価格」も上がっているとのこと。奥歯だと3000円との表示が見えた。
しかし、銀歯・金歯は元来生活に必須だからつけている筈。仮に高齢者が貧困化して、銀歯を売りにいくという状況になりつつあるとすれば、「世も末」感が漂う。
現在日銀の2回計10兆円近くの介入にも関わらず円安傾向は止まらず、国債金利は上がり続けている。勿論物価も上がる。
つまり日本国の信用紙幣の価値は下がり続けている。わかりやすいのは金価格。2000年頃は1g=1000円前後だったのが、現在1万3千円を軽く超えている。
他方純金融資産1億以上の富裕層が保有する金融資産は364兆円。富裕層・大企業が海外で運用する金融資産・純貸し越し額は473兆円。
金をリスク対策として保有できるのはほぼこの層に限定される。
それにしても、家にまで「レアメタルありませんか」と怖そうなおじさんが訪問してくるようでは(ここにもなんでもカタカナで言えばそれらしいという思い込みがある)。
要するに、ほぼ労働所得しかない圧倒的多数者にはかなり状況は厳しい。まさに「大洪水」直前である。