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私には確認のしようがないのだけど、今、スキー場って本当にこんな感じなんですかね。何がバブルだ?何が好景気だ。😡
(幾ら何でもツイート長過ぎる。笑)

(ゆな先生のツイート↓)

【ルポ・外国人だらけの野沢温泉スキー場】

「日本人がワークマンは凄いだのなんだのと言ってる間に、東南アジア人が最新のパタゴニアを着てニセコや白馬でスノボするようになりました」と話題になって1年。
マスクの強制も完全解除されてからまだ1年も経っていない。

普通車に日本人、グリーン車に東南アジア人やインド人が乗った北陸新幹線は、時速260kmで長野を超えて飯山駅へ向かう。
駅を下りて野沢温泉行きのバスを待つと、自分の周りが外国人で占められていることに気づく。
かつては学生も若者も、猫も杓子も冬はゲレンデに向かったと言われても、そんな金が我が国のどこにあったのかと、令和の時代の若者たちはとても信じることなどできない。

えきねっとという超絶難易度クソUIのガラパゴス鉄道予約システムを突破してこの地に降り立った外国人たちは、野沢温泉行きのバスチケット券売機が未だに現金しか対応していないことに動揺したりはしない。

スキー場のリフト券は1日6800円。去年から800円値上がりした。
外国人客らは「6800円だって!45ドル!やっぱ日本は安いね!」と案内表示を見ながら楽しそうに話している。

今やニセコや白馬のバイト時給が東京を超えるレベルになってきたのは有名だが、この場所にはもう日本人学生客など全く存在しない。

スキー場正面には英語表記のレンタル屋が並び、外国人店員が英語で接客をしている。
客も外国人ばかりで、日本人客はごくわずかしか入ってこない。
ガムを噛みながらレンタルの接客をするギャル店員。
普段サラリーマンとしてあくせく働いてる雰囲気の割に非効率でルールにだけ厳格で、普段から店員の態度に文句をつけてそうな中年男性日本人客がまた1人面食らっているが、外国人客に囲まれているので文句を言う勇気もない。

金のない日本人たちは、1日5000円の初心者向けスキーレンタル料金を払えない上に外国人ばかりの店に入る勇気がないので、坂道を下っていったところにある「河達レンタルスキー部」という店で1日2500円で古びた道具を借りて、一生懸命坂道をスキー板を担いで登っている。
外国人たちは追加料金を払いプレミアムスキーセットを借りてゲレンデへ向かう。

野沢温泉村が30億円かけて設置した最新鋭の「長坂ゴンドラ」は8人乗りだが、中では外国語が飛び交い、外国人等は誰それ構わず英語で話しかける。

ゴンドラを下りてゲレンデに到着すると、多くのスキーヤーやスノーボーダーが、暖冬で雪が少ない中でも楽しそうに滑っている。
スキーレッスンもそこらじゅうで行われているが、受講者だけでなく講師すら外国人ばかりで、インバウンドがどれだけ日本人雇用を生み出しているのかがわからなくなる。

欧米人や東南アジア人がいかにも高そうなスキーウェアで闊歩する一方で、日本人は中高年が古びたウェアで、若い世代が安そうなウェアで滑っている。
今年はワークマンのAEGISを着ている人を見かけることすらなくなったが、ついに来れなくなってしまったのだろうか。

昼食はゴンドラ近くの「レストハウス やまびこ」へ行く。
日本に何度も来る外国人スキーヤーたちも日本のスキー場でカツカレーを食べているのは今や普通の光景となった。

外国人の好みに合わせ、サンドイッチやピザ、グラタン、ハンバーガーなどもある。
ここはニセコのように高くはない。

初めて日本に来たらしい家族連れのパパが「What a price, this is heaven(なんて価格だよ、天国かよ)」とつぶやいたのを聞き逃さなかった。
ピザのような時間がかかる商品を注文をすると番号が手渡される。

私は自分の番号が呼ばれるのを待っていたが、まったく自分の番号が呼ばれることがない。
おかしいなと思ってよくアナウンスを聞くと、「Twenty Six!」とか「Thirty Five!」などと英語で呼んでいるではないか。
店員は日本人らしいが、「にじゅうろくばん!」などと呼んですらくれない。
楽しいスノボ1日目を終えて宿に向かうが、レンタルスキーを一旦店に戻そうと戻ると当然「Return?(返却ですか)」と英語で店員に声をかけられる

日本人は1泊10000円朝夕食付きのボロい民宿に泊まるのが定番であるが、外国人客はもっと高級な旅館やコンドミニアムに泊まっている。
旅館民宿に関わらず彼らは夕食は宿の食堂以外で食べるのが定番で、宿の食堂で会うことは珍しい。
宿に向かう途中、野沢温泉村中心部にある唯一のスーパー「魚やす商店」と唯一のコンビニ・デイリーヤマザキには多くの人々が立ち寄っている。

観光地で競争相手がいないのでスーパーでも500mlペットボトルは1本180円。クレカ機器はあるが、店員の老婆は使い方がわからないので現金しか受け付けないし、英語もわからない。
実に興味深いのは、英語が全くできない上に全く喋る気もないので、何にも動じることもなく外国人にも日本語で話している。
この部分は八丈島の名宿「ガーデン荘」の86歳の女将"えいこば"が英語も操りWifiも設置しPaypay決済まで受け入れているのとはだいぶ異なる。

ここでしか物を買えないのでいかなる者もその老婆に従うしかないので従順で、文句を言うものはいない。
5年前に行ったときも10年前いったときも同じ風景だったので、もはや訪問者らは老婆が今年も元気にやってるかのほうが気になっているはずで、会えるのを楽しみにしていると思う。
今年もデイリーヤマザキではなくその老婆のスーパーでお茶を買った。

スーパーの客を観察していると人種によって購買傾向が少し違う。
日本人らは部屋飲みをするためか、菓子やつまみ、カップ麺、パンなどを買っている。
欧米人等は長期滞在で自分たちで料理するのか、野菜や肉など生鮮食品を買っている。
東南アジアや中華系は、生鮮食品は買わず飲み物を買っている。

ボロい民宿に戻ってきたが、当然日本人客しかいない。
しかしなぜか野沢温泉の飲食店街には日本人がほとんどいない。
貧しい日本人は大半が日帰りか、上述の通り格安の1泊2食付プランで泊まるか、素泊まりで宿でカップ麺をすすって缶ビールで部屋飲みをしているので、逆に夜の街にはほとんど現れない。

店に入っても、店員が全員外国人で、客も外国人。
以前はもう少し日本人店員がいたはずだが、もはや全くいなくなってしまった。
メニューも英語で、店員も英語しか話せない。
全く英語ができない日本人客が入ってきても、言葉ができないので注文もすることもできないどころか、並んでいるどこが最後尾かを確認することすらもできないので、おどおどして気づいたらいなくなっている。
ニセコほどべらぼうに高くはないが、サントリー山崎のハイボールが1杯1500円。
しかし外国人経営の店はカードが使える。

野沢温泉には13箇所の無料で入れる温泉がある。
正確には村人の有志が費用負担し維持管理している温泉で、寸志を入れる賽銭箱もあるので私はいつも最低でも100円200円は入れるようにしている。
シャワーもなく、脱衣場と湯船が同じ場所にある小屋のような温泉だが、どれも強烈に熱い。混浴はなく男女は完全に分かれている。

かつて初めて東京の銭湯に入った時にその熱さに驚いたが、それとは比較にならないほど熱く、場合によっては火傷する。冷やすために水を足せるようにもなっている。
蔵王温泉スキー場にも同様な公衆温泉が多くある。
こんなマニアックな世界だが、不思議なことに欧米人が多い。アジア系は少ない。

日本人だけ熱い熱いと大騒ぎしていることが多いが、欧米系は黙って黙々と湯船に浸かっており、意外にも郷に入っては郷に従えの文化がここに来る欧米人には根付いている。
暖冬の今年は夜も暖かいが、休む場所などもないので寒い年は温泉から出たら急いで着替えて-10度の中ダッシュして宿に戻らなければ風邪をひく。
だいたいは地元の老人も入りに来ていて、水を入れすぎると「ぬるい!」と怒られるところまでがお決まりである。
ここに来る者はそれも含めて楽しんで湯巡りをしている。

そんな野沢温泉は地場資本だけで成り立っているかというとそうではなく、今やこの地も資本は2割程度は外国人になっている。
宿の支配人が日本人名でも土地と建物が外国人に買われていたりもする。
ニセコのように完全に外国資本に支配されて外国の雰囲気になってしまった街とは違うし、白馬のような雰囲気とも違う。

地元の人が連帯し雰囲気を守り、一方で外国の雰囲気に完全に染まるのにささやかな抵抗をしながらも異文化も融合し、古き良き日本が残されているのが皆に愛される所以だと思う。

東京駅から飯山駅へ新幹線で1時間50分。さらにバスで25分。そんなに遠くはない。
朝食のおすすめは村中心部にある”Tanuki Cafe”のエッグベネディクト。単価は高く日本語が通じないが美味しい。
ランチはゲレンデの”キッチンセアポス”の野沢菜ピザ。1600円。英語で番号を呼んでもらえるので聞き逃さないように。
おやつは”フキヤ商店”の40年続くバナナロール。冬季限定。
夕食は”Genki Burger”のハンバーガー。ポテトとセットで2000円だが、とても美味しい。日本語は通じない。

日本の田舎の村にある小さな外国。
ぜひ外国と日本の混ざった不思議な世界を楽しんできてほしい。

twitter.com/japantank/status/1


日本は徹底的に劣化して転落していっていますが、誰かに強要されたのではなく自分達で選んで自ら転落していっている、始末の悪い無能な国民です。自民党や保守主義者がそのリーダーであり、先陣を切って突っ走っているのですが。

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