Xユーザーの福井健策 FUKUI, Kensakuさん: 「著作者人格権への関心が高まっていますね。重要な、最低限の著作者の権利です。
あまり知られていませんが、この権利は国によって内容が異なり、例えば米国法は実はかなり限定的にしか認めていません。無論、著作権は保護されますから無断翻案はできず、それだけ多くが契約に委ねられているのですね。」 / X
https://twitter.com/fukuikensaku/status/1753930263611290006
「契約に多くを委ねるが故に、下記のスレッドで書いたように、ハリウッドや配信プラットフォームは相当に一方的な契約条件を提示して来がちとも、言えるかもしれません。 https://twitter.com/fukuikensaku/status/1751395000863355172」 / X
https://twitter.com/fukuikensaku/status/1753930473808834629
「そして著作権の基本条約であるベルヌ条約での最低限の定めは、日本のように「意に反する改変」を全て対象にするのではなく、「著作者の名誉・声望を害するおそれのある改変にノーと言える権利」です(6条の2)。 日本は、国際条約より広い著作者人格権を自動的に与えている、と言えそうです。」 / X
https://twitter.com/fukuikensaku/status/1753931195153604663
Xユーザーの福井健策 FUKUI, Kensakuさん: 「そうした国にあって、ある種の阿吽の間合いによる二次創作が世界有数なほど花開いたことは、非常に興味深い日本の特質ですが、これは別な場所で論じました。 なお、法律の定めは「著作者人格権」です。正しく覚えたいですが、「著作隣接権」の方には「者」はつかないので、少し覚えにくいですね^^」 / X
https://twitter.com/fukuikensaku/status/1753932414194512346
「なお、書いた通り、いくら自動で権利が生ずるといっても、現実にはやはり契約協議は双方にとって重要です。
日本は本当にそこを教えませんので、下記スレッドの最後にある各分野の契約講座など、どうぞ参考になれば。 https://twitter.com/fukuikensaku/status/1752467170066624903」 / X
https://twitter.com/fukuikensaku/status/1753933757898445152