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パレスチナに向ける熱量をなぜ群馬の森朝鮮人追悼碑破壊反対に向けられなかったか、といえば、ただ単に自国の加害の歴史に向き合えるかどうかの精神的成熟度が足りないから、なんじゃないかと思いますね。
人の事はどうとでも言えるでしょう。
でも自分や自分が属する組織の批判はある程度成熟してないとできないんじゃないかと。
んで更にいえば、パレスチナ連帯してる人とかはこの日本においてごくわずかしか存在しないんじゃないでしょうかね。
それよりも更に少ない人しか群馬の森朝鮮人追悼碑に、日本の軍事奴隷に、自国の加害に、向き合ってないんじゃないかなと。
あとまあ、こういう杉田水脈のような性根が腐ったようなのにこういうことを言わせ、それを「まあはしたないわねえ」みたいにヒソヒソ言いながら追悼碑撤去自体には何も抗議しなかった人間、そういう人間のクズみたいのがゴロゴロしてんのが日本という国ですよね、という話です。
傍から見れば同類ですよ、というね。
ある種のスケープゴーティングとも言えるんじゃないかなーと。
”善良な日本人”という自己像があり、しかし別に歴史問題とかどうでもいいと思っており、ていうか知ってしまうと罪悪感を感じてしまうので敢えて知らないようにし、本当はそういう罪悪感を感じさせる過去の歴史など無くなってほしいと思っている。
そこに杉田水脈のような下品な人間が好き放題言う事により、それを表向きは眉をひそめることで”善良な日本人”という自己像を崩さず、さらに否定もしないことで歴史修正にも加担できる。
またさらには”まあ、お隣さんもウソが多いからね。真実は闇の中だよね”みたいな歴史修正主義にマイルドに加担すらする。
というかそういう歴史修正に加担しているという意識すらせず加担する。
もうそれをずっと繰り返しているわけで。
”うそのモニュメントは日本に必要ありません”
”（撤去されて）本当に良かったです”
”日本国内にある慰安婦や朝鮮半島出身労働者に関する碑や像もこれに続いてほしい”
上記の発言をもって杉田水脈を個人攻撃してる人もちょっと鼻白んでまして。
杉田水脈は日本の恥部をそのまま体現している人なのであり、なぜそうしているかというと、そうするとチヤホヤしてくれる人や組織がいて、金になるからですよね。
上記の発言を見て「よく言った！そこにシビれる憧れるゥ！」みたいなのがゴロゴロしてるから社会的に抹殺もされず、それどころか独裁与党の自民党が雇い続けているわけでしょう。
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