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京都市長選、福山候補を「応援」する学者・文化人のリストを何となく新聞で見ていた。

 赤川次郎、池内了(物理学者)、宇都宮健次、鎌田慧、中島京子(作家)、池辺晋一郎(作曲家)、大石芳野(写真家)は、割にいつもの面々である。二見伸明(元公明党委員長)や小林節も、ある時期からは常連である。

 何と言っても創価学会・公明党は元来日本国憲法死守、日米安保廃棄の立場だったのである。それにしても、今の公明、「与党であることが至上命題」といっても、「転向」が極端である。

 しかし、今日私が驚いたのは、東大名誉教授・早稲田大学教授の長谷部恭男(憲法学)が名を連ねていたこと。

 これは安保法制までの長谷部さんのスタンスを知る人にとっては、ある意味「驚天動地」の出来事である。憲法研究者にとっては尚更であろう。

 安保法制の際も、長谷部さんが「集団的自衛権は違憲」としたことで、憲法学者のほぼ100%が「違憲」となった。京都在住でもない長谷部さんが福山氏応援に名を連ねるとはご本人としては今の状況に相当危機感があるのだろう。

 ただし、弟子の憲法学者集団が危機感を共有しているかと言えばそれは心許ない。
 
 また今の法学の主流を占める民法・商法・刑事法の人たちのほとんどはほぼ無関心。ここの所がな―

 

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