共産党が石川県に党首が視察に入らないことを認めたはなしは、ある程度筋は通ってんだよな。現地に入ってた共産党の議員さんたちからの報告が入ってるからでしょ。それは何か？「石川県が機能不全に陥っていて、交通網が壊れている」という話が耳に入ってるからだと思うよ。
これはつまりどういうことかといえば、石川県警が完全に無能なんだということなんだよ。交通規制をほとんどしてないのよ、昨日まで。信じられないことに昨日まで全くしてない。だから域内に入るのに地元民しか知らないような裏のルート使わなきゃならない羽目になってる。共産党の皆さんはそのあたり知ってたんでしょ。とはいえ首相は現地に入ってくれと言っとくべきだったとは思うよ。そうすりゃ多少は石川県警もやる気出すだろ。というか、警視庁が直接指揮取るチャンスだろ。石川県警にこのまま任せてたら、にっちもさっちも行かなくなるよ、ほんとに。
この件見てると、県警もそうだが、官邸にも、ロジを組める人が全くいないんだと思うよりほかない。それから首相くらいは現地入りしろという声や、経験あるボランティアやら配慮しているジャーナリストの現地入りにすらケチ付けてる特にネット中心に活動している連中もロジスティックというものを全く理解していない。県警の不手際で現地入りが難しくなってるが、人手は間違いなく足りてないよ。仕事柄、物流関係者から上がってきている現地報告読むわけだが、昨日の段階ですら圧倒的に人手が足りてない。一刻も早いロジの構築をしないともっと犠牲者が増えてしまう。それは政治の責任でしょ、どう見ても。
石川県や、県警その上の警察庁、法務省に対して厳しい批判を飛ばす前に、現地入りし、ちゃんとした報告あげてくるいる人たちを叩き出すんだからね。そゆなネット活動家がやはりネット上で屯ってる連中から喝采や賛同、同意を集める。そして現地は人出がなくなり、徐々に力尽きていく。なかなかの地獄光景だよ。時間との勝負であること、忘れていないかね？
