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久々に国会中継(文教科学委員会)を観ていた。ろくでもない改正(改悪)案が、予想通りではあるが強行採決された。どうして、金の卵を産むガチョウの首を絞めるようなことしか考えないのかねえ。蓮舫さんから「付帯決議」が挙げられたけど、どこまで守られるか。
そもそも、この20年ほどの「改革」で国立大学がどうなったか、というのは明白なわけで、要するに失敗したわけですよ。「足らぬ足らぬは工夫が足りぬ」とか「徐々にお金は削るけど、前年に優る成果を出してね」とか、まともじゃないことを要求され続けたわけです。
それを「失敗は教員が言うことを聞かなかったから、もっと言うことを聞かせなくちゃ」という考えから出されたのが、例の改正(改悪)案と僕は大雑把に認識しています。「あまりしない方向で」といっている「天下り人事」がどれだけ行われるかで、その本音が見えそうです(できれば見たくはないが)。
ともかく、「クラファンで大学設備や光熱費、研究費をまかなえ」みたいなことを常態化させるわけにはいきませんし、それに近い状態を作っている時点で、これまでの諸改革は大失敗だったと言えるでしょう。そしてそのような格差を増大させる恐れが多分にある法案には断固反対します。

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