アメリカのイスラエルロビー団体といえばAIPACとばっかり思っていたけれど、実はCUFIのほうが規模がデカいと知り今更ながら戦慄を覚えて色々調べてました。
ちなみにCUFIとはChristians United for Israelの略で、エヴァンジェリカルチャーチのプロイエスラエル団体。

前からエヴァンジェリカルチャーチのヤバさは指摘してますが、キリスト再臨のフラグとしてイスラエルが建国される必要があり、その後アルマゲドンがあり、とファナティックに信じているところ、今一度ヤバすぎるほどヤバいなと。
つまりはパレスチナの人々の受難はキリスト再臨という至高の予言が達成されるための尊い犠牲であり、残酷だけど目的達成のためには致し方ないと本気で考えている人々がイスラエルによる虐殺を許可しているということ。

だからイスラエルの白々しいウソもぜんぶ飲み込んでるということですよ。
もうなんか色々ぶっ壊れ過ぎてて本当に恐ろしい。

フォロー

ちなみにキリスト再臨の折にはイエスをキリストと認めない人々は地獄に堕ち、信じている人々は天国に行くと本気で思ってるので、この世が気候変動しようが原発が弾けようが核戦争が起ころうがカンケーねえ、というメンタリティのようです。
ヤバすぎんだろ。

トルコやロシアやイランがアルメギド、メギドの丘でイスラエル軍が大勢死に、まさに打ち砕かれようとするときにキリストが再臨しこの世が終わり天国への門が開かれるのだ、だから我々はそれを起こす必要があるのだ、予言を完成させるのだ、と。
これカルトじゃなくてなんなの?

バイブルベルトと呼ばれるアメリカ南東部の人々が熱心なエヴァンジェリカルチャーチ系のデノミネーションの信者であり、彼らがトランプを勝利させ、それに媚びを売ったバイデン、というか、リパブリカンとデモクラッツ、両方がCUFIとかの縛りを受けているのだ、と。

どうやらUSAの人権主義とか国連を重んじるとかそういう建前すらかなぐり捨てているのは、本当にそれが二の次三の次だから、という事のようですね。

ガザやウエストバンクがイスラエルの地であり、他の誰のものでもない、というのもエヴァンジェリカルチャーチの聖書解釈からのようです。

ちなみに性的マイノリティやフェニミニストにとってもエヴァンジェリカルチャーチは他人ごとではなく。
いわゆる宗教右派の親玉なので、日本会議や統一教会とかは彼らの主張のコピーですから。
中絶反対や、LGBTQの存在を認めない、とかね。
あ、もちろん反共です。

上に書いたことはただの私の妄想であってほしいのだけれど、アントニオグテレス国連事務総長が数十年ぶりに国連憲章99条を発動してまでガザの停戦を要請したにもかかわらずUSAが拒否権を発動させた理由が、上記のエヴァンジェリカルチャーチの主張を重ね合わせてみると整合性がとれてしまうのでなんとも。
誰かに理路整然と否定してもらいたいものなのですが。

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。