先日オンエアされたNHKBSプレミアムの「プレミアムシアター」を見ていて、ウィーン・フィルのシェーンブルンの野外コンサートの最中、リリ・ブーランジェの「春の朝に」の前に短いスピーチがあったのを知った。団長のフロシャウアーがドイツ語で、指揮のヤニック・ネぜ・セガンが英語で、それぞれ世界人権宣言にこの演奏を捧げるという内容。セガンの方は1948年の人権宣言採択から75年になることも言い添えられた。

こういう場でもそういう話題に軽くでも触れることは素晴らしいことではあるのだけれど、彼らが一体どういう意図でこの珍しい作品を人権宣言に捧げようと考えたのかは説明がなく、調べてみてもこれというものがちょっと見当たらず。因みに姉のナディア・ブーランジェは長命で多くのお弟子さんを育てた名音楽教師だったのに対して、リリの方は生来の疾患のために短命に終わった。
ja.wikipedia.org/wiki/リリ・ブーランジ

>〈BSP〉8月27日の放送内容 - - NHK
nhk.jp/p/premium/ts/MRQZZMYKMW

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@toyamau リンク先に確かにそうありますね。ありがとうございます。

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