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「オールジャパン体制で核融合発電開発へ」

 昨日、常軌を逸する「電力料金値上げ」について投稿しました。

 他方「日経」はやはり「家計負担」を軽減するために、原発全面回帰を訴えています。

しかし驚いたことに、1面には京都大学・三菱商事・関電を中心とする国家的プロジェクト(税金投入)として「核融合発電で日本連合」の見出し。

核分裂が「原爆」の原理とするなら、核融合は「水爆」の原理です。

「原料」は水素(重水素)なので、海水から無限に採取できるとして「脱炭素」の切り札などと、「あやしい」ことを書いている。

しかし、この記事でもあるように核融合は太陽の熱エネルギーの原理。日経は「地上の太陽」などと能天気なことを言っているが、太陽からは膨大な放射線が出ている。地球に届くまでにいくつかのバリアーで希釈されるために、「生命」は誕生した。

地上に太陽」(水爆)を作って、「リスク管理」はどうなるのか?原理上は水爆と同じ破壊力をもつ。記事は「従来の原発より安全性が高い」などと呑気なことを言っているが、誰がそれを信じる?

専門家の検証は勿論必要。しかし原発も研究者の懸念は無視し、財界と経産省がごり押ししてGX(原発全面回帰)を決定。

「核融合」はリスクが「極小」でもあってもそれは破滅を意味するのです。

 

D=Dやホウ素使うのならばともかく、今の三重水素を使うのでは炉の放射化は避けられない。

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