先ほど、ウクライナの「代理母」業界のことを少し書きました。

例えば次の業者は、

biotexcom.com/services/#surrog

現在もキエフに本拠をおいて営業中のようです。しかし、今のキエフでの「代理母」業者に「依頼」する人がいるのか!でもいるから営業しているのだろうなー。

ちなみに北半球の多くの言語バージョンがあるが、東アジアでは中国と韓国語のみ。

これは日本に顧客がいない、ということではないだろう。

やはり、日本では「代理母」(ホストマザーも含む)への「抵抗」が強いためと思われます。日本人の希望者は英語で読んでね、といこと。

たしか「スプツニ子!」という謎のアーティストが「娘に数百万で代理母出産という選択肢もある、ということを伝えたい」と雑誌で語り、批判されたこともあった。

このスプツニ子!氏、明日から日経と三菱地所が主宰する「SDGs Festival」なるものにSFC教授やハーバードのE.ライシャワー日本研究所所長とともに出場するらしい。

この人、日経のインタビューで「母に常に1番になりなさい」と言われたと語っているが、母イギリス人らしいが、このパターンはある程度世界共通らしい。

しかし、またまた御用「天才アーティスト」の登場かー。国際情勢にもきっと卓見をお持ちなのだろう。

フォロー

このハーバード大学E.ライシャワー日本研究所、例の三菱プロフェッサー、M.ラムザイヤーが在籍しているようだ。

ラムザイヤー、「ゲーム理論」に基づいて、「従軍慰安婦」制度のける「契約力学」に「強制性」はないと主張した男。1980年にサントリー学芸賞受賞、専門法と経済学。2018年旭日章受章。

そして、この「SDGs Festival」、日経と三菱地所が主宰、とあるから、「語るに落ちた」とはこのこと。

ラムザイヤー事件の際、「ゲーム理論」それ自体には瑕疵はない、とする意見もあったけれども私はそうは思わない。

米国の政治科学(Political science)ある時期、以降「ゲーム理論」派の制圧されたが、それに比例して「政治」を分析・叙述できなくなった。

「法と経済学」という怪しい分野はロースクール制度の大失敗で拡大できなかったが、政治学の世界では多いに勢威を振るっている。

とともに、政治学は歴史も(国際)政治も社会変動も分析できなくなった。

これは経験科学としての「物理学」の「可能性の条件」を批判的に検討せずに「猿真似」した結果とも言える。

しかし、フォン・ノイマン、AIはともかくとして「ゲーム理論」は余計なことしてくれた。

訂正)

「従軍慰安婦」制度における「契約力学」(正)

しかし、「契約力学」ねー。ゲーム理論の概念だが、やはり「性奴隷制」を扱うのには、そもそも「不謹慎な」印象を拭えない。

であるから、3世紀に渡る大西洋奴隷貿易などは「ゲーム理論」は叙述しようがない。(勿論する気もないが)。

またWWIやWWIIのような「世界戦争」を叙述できたこともない。ま、「彼ら」にとって「叙述」という言葉自体がペジョラティヴ(侮蔑的な)なコノテーションをもつから、これはもうどうしようもないけれども。

しかもこの論文、利用している史料や先行文献の参照が無茶苦茶でして…

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