カメラに付属しているストラップに、メーカー名や機種が書かれているのを、ずっと嫌だと思っていたけど、それが幸いしたこともある。
このレンゲショウマの写真を撮っていたときのこと、まずお目当てのこの花を見て、それから植物園をひとわたり見て、帰ろうとしたら、園のスタッフから「レンズキャップ落としませんでしたか」と声をかけられ、確認したら、ない!
この花は事務所の近くに咲いていて、写真を撮っているわたしをスタッフの方々が目にしていた。その日もひっきりなしに目に汗がしみて痛い猛烈な暑さで、その時間帯には来園者がほとんどいなかったので、「あの場所でCanonのカメラ持っていた人」ですぐにわかったのだとか。本当に感謝です。
それ以来、ストラップの効用を見直し、キャップ類をチノパンのポケットではなくバッグの決まったポケットにしまうようにしている(しゃがんで撮影していて落とした)。