ばかでかい本の発送作業が続いたこの二週間弱で、誇張でなく体が一回り大きくなった。体を作るには本を作って売るのがいいんじゃないだろうか。次は『本でムキムキ 納品筋トレ術』みたいな本を作ろうかな。惹句は「人に本で“体”になる」だ。50部も売れないだろうけれど。
自主制作なのだから自分だけがキャッキャと喜ぶようなものを作ればよくて、たまにうっかり人にも喜ばれると嬉しいくらいの塩梅でいたい。他人の期待ではなく、じぶんの機嫌をとる。
本を売るという口実で会いたい人や行きたい店に押しかけてみるというのも僕は好きだから売るのも好きだけど、これはつくる楽しさとは別の話。