昨夜は仏教がフィクションの衣を纏った本を見たけれども、ヘヴィメタルと融合したケースもあるので紹介するわね(1ヶ月振り)。

彼らは台湾の仏教デスメタルバンド Dharma (達摩樂隊)。三宝に帰依した台湾人とカナダ人が仏教文化とその教えを多くの人へ広める為に結成されたそうよ。

日本で仏教と現代ミュージックを掛け合わせると、テクノで極楽浄土を表現したり、落ち着いたヒーリング系で慈悲を表す「菩薩形」寄りの音楽が多いけれども、彼らが表現するのは明王の如き「忿怒形」の面よ。

憤怒の相を力強いメタルミュージックとして表す事で、仏性を高め聴く側の精神を解放させ煩悩を取り除く……思ったよりも理に適っているのかしら?

歌詞も経典や真言を取り入れた本格的なものよ。

Dharma 達摩樂隊- 大悲咒 Nilakantha Dharani (Great Compassion Dharani) | Official Music Video
youtube.com/watch?si=CaUVbSRAg

「大悲咒」というのは日本では「大悲心陀羅尼」などと呼ばれているわね。陀羅尼がそもそも雑念を払う目的で繰り返し唱えるものなので、これを聴けば集中力が得られるかもしれないわよ。

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彼らのインスタとFacebookを確認したら、つい先日(8月末)来日公演をしたのね。無事教化されたかしら……。

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