シアスター・ゲイツ、モダニズム〜コンセプチュアルの手法を換骨奪胎してアイデンティティの問題に接続する手法やコミュニティプロジェクト、あるいは表現としてのアーカイヴ、みたいなポイントはあまりに「現代的」でそこまで面白みを感じなかった(ある種の社会起業家の仕事にインスパイアされるような意味で刺激は受けた)のだが、そこでおれの陶芸とブラックアート双方のリテラシー欠如のためにいちばんいいところを捉えそこねている感もあった…… ラストの「アフロ民藝」のチャラさに少し救われた(が、ハウスミュージックをリファレンスにするならBGMもシカゴ・ハウスにしなさいよ……と思った。おれが行ったときはジェイコブ・コリアー流れてた)。