フェルディナンドが何故マインのことだけ信頼するかという問題、ユストクスやエックハルトは「平民出身だから」という答えを(確か第三部辺りで)弾き出したし、それはそれで間違ってはいないと思うけど、勿論それだけじゃなくて記憶を覗いて「マジで本のことしか考えてないぞコイツ」ってなったとか、孤児院の子供を救いたいと言っただとか、そこら辺の事情も合わさってマインを信じるようになったんだと思うんだけど、しかしそうだとするとフェルディナンドというひとはそもそも人を信じるために名捧げか記憶を覗くか、そこら辺のハードルを突破しないと駄目なわけで、まあそりゃあ他には信じられる人いないでしょうよ……って気持ちになってしまうのであった()