今思ったけど、帝釈天と阿修羅王の繰り返し的な部分があるんだとしたら、地の龍の神威は、天の龍の神威の中で生きたい、二人で一つの完全なる神威として生きたい、みたいなことを望んでいるのかなあ。自分を喰らって天地や善悪を二つながらに備えた神威になれ的なこと言って、天の龍の神威に自分を食わせたりするのかな〜……。そう考えると17巻の「俺も同じようなことをするかもな」という言葉の筋も通る(もしそうなら連載が中止になってしまった理由も理解できるし)。
いやでもそうすると「〜のために死ぬ」に接近してるくない?うーん???
いや、でも天の龍の神威を殺すのが、神威にとって一番幸せだと思った、とか言ってるから違うか。彼を食べたいの方がまだあり得る?
(そういや、血を舐めたり涙を舐めたりしてるし、心臓を食ってやろうかって言ってるな……)
いやでもその場合封真はどうなるんだ……?
神威が自分の真の願いに気づけば、地の龍の神威は天の龍の神威に感応する存在なので天の龍の神威の願いを優先的に叶えるけれど、彼が真の願いを自覚できなければ「願いが不完全な人」として地の龍の神威の願いが優先されるって感じなのかな〜。天の龍の神威の願いが十全であれば封真が戻ってくるし、不完全であれば封真は消える、みたいな感じ……?