昴流が中野サンプラザで星ちゃんに再会した時にライターを差し出すのは単なる萌える演出だけど(多分)、レインボーブリッジで星史郎が昴流の煙草をぬるっと取り上げるのは単なる萌える演出ではない、と思う。
そして前者は後者を自然に表現するために描かれている可能性はある……。星史郎が昴流の喫煙について知っておく必要があるから入れたというか……。
17巻で地の龍の神威が言っていることからするに、星史郎の昴流への独占欲っていうのは「自分以外の人間が昴流を傷つけるのが嫌」っていう感じなのかな〜と。何で自分は良いんだよって感じだけど……。
割とこの論理は『東京BABYLON』でも有効で、昴流が傷ついてピンチになると星史郎が本気を出すみたいなシーンが結構あるんだよね。
星史郎が自らの中の「好き」に気付く前からこの感情、この独占欲を持っていたのだとすると、彼が咄嗟に勇弥の母から昴流を庇った理由も見えてくるんだな。