「好き」って気持ちは、恋愛であれ友情であれ独占欲と接近するけれど、アリゼーからヒカセンへの「好き」は、どんな第三者に対してだと独占欲的になるんだろう。グ・ラハが相手じゃそうはならなくて、アルフィノに対してもさほどなる訳でもなく、でも何だかエスティニアンには一瞬なってそうだなと思わなくもなくて、でもだとしたらそれは、むしろアリゼーが(ヒカセンではなく)アルフィノに対して抱いている「好き」の感情が、エスティニアンとアルフィノの関係の強さを見た時に揺らぐ、悔しいと感じる、ということなのかもしれないなあ、なんてことを思う。