エスティニアンを助けたいと思うアルフィノとヒカセン、その後ろには確実に「大切な人を助けたい」と思って死んでいったイゼルとオルシュファンがいて、そうじゃない、私だって貴方達を助けたかった、生きることを諦めさせたくなかった、って気持ちがアルフィノの中でぐるぐるする感じがある、あの雪の家のシーンが本当に良かった。
エスティニアンのために死ぬんじゃなくて、エスティニアンと共に生きたいと思ったアルフィノなんだろうなあって。その決意が未来のアルフィノの、マキシマやガイウスとの行動に繋がっている感じがする。
エスティニアンも、「殺してくれ」って言葉を彼とヒカセンに拒まれたことの意味を、ちゃんと分かって生きている感じがして、あ〜本当に蒼天は良いなあ……。
友の死を看過してしまうのは、やっぱり辛いことだし、どこか罪悪感を伴うこと、してはならないことなんだよね。それが友の選択なのだとしても、止めなくてはならなかったこと、自分が「止める」ことに全力を尽くすべきだったことなんだ。