フォロー

ハードコア・パンクバンドcore of bellsの、今年から始まった「NON-PLACEでつかまえて」という連作パフォーマンスに出演させてもらっていて、今日はそのvol.3の本番だった。今回のテーマは「新自由主義ボディ・スナッチと『遊星からの物体Xの回想』」との事で、全力で新自由主義ボディ・スナッチと「遊星からの物体Xの回想」を演奏した。この作品では毎回、メンバーの池田さんが制作したペーパークラフトのお面を被ってパフォーマンスをする。vol.1は猫、vol.2は豚、そして今回は映画「遊星からの物体X」に出てくる例の「犬」のお面だ。このお面のクオリティがさらりと凄い。池田さんから教わった事は大量にあるが、そのひとつに「うまさの尺度が既に誰かに決められた範囲内でシコシコ磨くうまさは本当のうまさではなく受験勉強みたいなもので、そいつだけしか見つけていないうまさや道具の使い方を磨いていく事が大事なんだよ」というのがあるが、お面に溢れる工作技術の独自開発感を見るにつけ、この言葉を思い出しては「う、うめえ...」と毎回こっそり唸っている。連作はまだまだ続くのでコアオブ未体験の方は観に来て欲しい。

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。