読売新聞で興味深い記事があった。
▼「頭の良い人」は陰謀論にハマるか、学術誌に論文が掲載…「面白くない」研究結果は心理学者を奮い立たせた
https://www.yomiuri.co.jp/national/20231101-OYT1T50199/
よく考えないタイプで社会的な不安や不満を抱えている人が反ワクなどの陰謀論を信じやすい、とネットウォッチャー的にはしごく当たり前の結果でとくに驚きはない。
熟慮しないことは学歴の高さとは矛盾せず両立できることなので、かつてのオウム真理教のように高学歴エリートがカルトに嵌まるのも不思議ではないということになる。勉強ができても社会への不満が強く熟慮しない人間なら、カルトに染まれるわけだ。
一方でよく考えないために勉強ができない人のほうが圧倒的多数だろう。
記事のなかでは数学の問題が挙げられているが、数学はとくに問題文をよく読んで何を問われているか考えられないと、解法にたどり着くことができない。
暇アノンや余命信者を見るにつけ、全般的に勉強が苦手であるというのはうっすら見えてきていた。
勉強ができないとよい就職先につけないため、カルトにはまる人に経済的に困窮するケースが多いのもあり得る話だと思った