従姉妹が、学費返済のために高級住宅街でベビーシッターをしながら夜はキャバ、っていう生活をかつてしていた頃(彼女の親はあまり熱心に働かなかった、うちの親も随分金を貸した)、ある日、よくシッターしにいく港区のお宅のマンションの家賃が一室200万であることに気づき、それを笑いながらわたしに報告してくれたことがあって そのお宅は子ども五人を全員小学校から名門私立に入れていて、週末は全員で別宅に帰る生活をしていて、港区のマンションは平日用のものだったんだけども なんか、なあ 生まれや育ちで決まるものばかりじゃないってもうわたしちゃんと知ってはいるんだ、でもさ、なんかこういう、途方に暮れてしまう日もあるね、やっぱり