フォロー

津田資久先生の「王粛「論秘書表」の基礎的研究」を読んでいて「無知で本当にごめんなさい…」と落ち込んでしまった(とくに注釈部分を読んでいて)。

が、読んでいて華嶠伝の「寺為内台」について多少考えが整理できて、やはりこの文は「秘書を中書から分離させ、独立した官府を置いた」と言っているのではないかな。「内台」はここでは「殿中に置かれる台府」くらいの意味ではなかろうか。つまり「秘書の府を内台として設けた」という意味なのでは。
まあそれでも、『通典』の「自是秘書之府、始居於外」をどう解釈してこの華嶠伝の記述と整合させるのかという問題は残るんですけどね…。

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。