小池純代さんの歌に、
たれもかれも幻を視るまぼろしぞ 眩し まぼろしなればほろびずほろんだら思いだしてねさう言つてふたたびみたびほろぶまほろば
という二首があって、句頭の押韻や語の繰り返しで印象深いリズムが取られているなと感じていたが、今日あらためてよくよく反芻してみると、「まぼろし/まほろば」と「ほろび」でも音が重ねられているのだろうな。気づくのにかなり時間がかかってしまった。。でもますます歌のまぼろし感が増した。
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