スノーガール Netflix感想
少女の誘拐を追う記者と家族の苦悩の物語。
主人公の見習い記者はレイプドラッグの被害の過去があり犯人は不明、なので性犯罪の可能性の高いこの事件にのめりこむ。実際の犯人は被害者の母親、不妊治療専門医師の患者夫妻。
5話は犯人の視点から書かれ6話の途中で記者と対決する。
子供がほしい女性がとっさに誘拐してしまうという悲しい話だが制作側は彼女を利己主義者として描いている。母を求めて泣く子供に自分が母親だと監禁して洗脳する。見つからないようにするため子供を外に出さず、ローンの確認に来た銀行員を殺す。さらに罪が発覚したときには誰にも渡さないと心中をはかる。
返してくれなくてもいいから娘を傷つけないでとテレビで呼びかけ、ラストで自分たちのことを忘れた子供が本当の名前に反応しないので犯人がつけた名前で呼ぶ母親。罵られながらも懸賞金をためた父親。犯人が愛したのは子供じゃない自分自身だと対比すればはっきりわかるしいつかは娘の心に二人の気持ちは届く、犯人のおぞましさを彼女が理解する日もくるだろう。
主人公の件がはっきりしないのでシーズン2ありそう