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「どうして「自警団」が、震災直後に各地で迅速に結成されたのか」を不思議に思う人は、大日向純夫『警察の社会史』(岩波新書、1993年)を読もう。日比谷焼き討ちから米騒動を経て、治安体制を下支えした「民衆の警察化」を活写。入手容易ですよ amzn.to/3PQSec8

同じ著者の『近代日本の警察と地域社会』(筑摩書房、2000年)では、第2部「第2部 「大正デモクラシー」下の警察と地域社会」で詳述されている。この本、古書でバカ高いので、ちくま学芸文庫で再刊してはいかがでしょうか?(ご提案)chikumashobo.co.jp/product/978

『警察の社会史』を読んだ時、国家権力の側からの米騒動の教訓化として、消防組、青年団、在郷軍人会との関係強化を通じた警察による地域の再編という動きと、「国防婦人会」結成にあたっての「とある財界人」の危機意識が重なるなと思ったよ。twitter.com/hayakawa2600/statu

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