東京五輪の開会式直後に「ゲーム音楽、あの使い方どうよ?」的なSpaceを作曲家交えてやったんだけど、ゲーム関連の仕事をする人たちがあまりに長年世の中から差別されてきたので、ようやく世間に認められた!という喜びがとにかく先行しているんだなと分かった。

それこそスタジオ借りる時も「は?ゲーム音楽ですかww」と言われるのは10年くらい前まではあったし、自分もゲーム音楽特集を音楽雑誌に持ち込んだら凄いバカにされたので、当時の空気感は分かる。その少し前はアニメも似たり寄ったりのポジションだった。

なので制作当事者やファンの気持ちは分からなくないと思いつつ、言い方悪いけど被差別民族が戦争になると前線で自分たちの存在意義を認めてもらいたくて頑張っちゃってそれを見透かされて国にいいように使われるのと似ているのでそれが悲しいなと思う。

あとそうしたコンテンツの国策利用への評価はポジションにもよる。経営陣やプロデューサーレイヤーの人たちはコンテンツの文脈を無視した利用に対して疑問や危機感を抱く人も少なくなかった。

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@mikeneko301_2022 ゲームメディアのGameSparkに開会式での使用に批判的な記事を載せたライターや編集部が猛攻撃され、編集部が音を上げてしまったのを見て、ネットとの親和性の高い業界だからこそ、ネット世論が右に傾いている日本では政治から(批判的に)距離を置くことが難しいのだなと感じてしまいました

開会式の直後はTwitter上も絶賛しか許さない空気があってそれがとても気持ち悪かったです。
あの批判記事の後からようやく賛否両論の投稿も出てきました。なのでファーストペンギン的に記事を書いたワニさんの勇気に賛意を示した所、私も有象無象から猛攻撃を受けました。まあ、いつもの体制迎合クラスタの虫みたいな連中なので気にしていなかったんですが、普通は怖がりますよね。
それにしてもあの後の編集部の梯子外しは最低だと思ったので、以降GameSparkの記事は読まないようにしています。

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