この賃上げ程度で勝利宣言か…。連合が勝ち取ったと言うけど、物価高で国全体、社会全体で賃上げ機運が近年ないほど高まった中でのことで、これを連合が勝ち取ったと拳突き上げ雄叫びあげるのは違う気がする。
企業のコストダウンや正社員雇用優先という目的で地を這うような低賃金というこれまでの時期に何してたの?と思う。そういう時に大幅賃上げしてこそ「勝ち取った」だろうに。その間に種を撒いたのだとか言いそうだけど、どれだけ非正規労働者に耐え難きを耐えさせたのか。それに上がったあがったと大声でいうが、人ひとりがフルタイム働いても十分な賃金ではない。
このサイトは内部向け広報という向きもあろうが、このネット社会、検索すれば出てくる。外部の目を意識していないと言ったらそれは嘘だ。ナショナル・センターの冠を戴く以上、今の状況で勝利宣言する組合に外部の労働者は心動くだろうか。*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
賃金水準の低い地域で大幅な最賃引き上げ、地域格差縮小へ担当者の苦労も | RENGO ONLINE https://www.jtuc-rengo.or.jp/rengo_online/2023/10/20/2097/
→結果に満足していないとはあるが、満足できていない中で勝利を書くのは、やはり組織だなと感じる。
チャンスが来た時に掴むことは大事だが、今の状況が労働者の勝利とは言い難いのが現実。不安定雇用の雇用身分形成を許してきたのも事実で未だその存在を改善できていない。(今は手放したようだが連合は一時期、人材派遣会社を持っていた)
労働者代表の襷を肩にかけ、頭上にナショナル・センターの冠を戴く組織の広報記事としては苦い思いで読んだ。
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