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もう10年以上も前の話だが、うつ病で4年ほど社会から離脱した。それでお金ないのにスマホ買って、布団の中から世界に繋がった。Twitterでうつ病当事者としてただただ胸の内や薬の副作用の辛さ、時には希死念慮さえぽそぽそ呟いた。そのうち少しずつ同じ境遇のアカウントと繋がりはじめた。TLのつぶやきを見て布団の中で励まされたり布団の中から励ましたり、それが生きている記録にもなった。

まさに「青い鳥」で私は身近な居場所の布団の中で幸福を見つけたのだ。

時は流れて寛解していく者や悪化し入院する者、徐々につぶやきが途絶える者、死を呟いてつぶやきが途絶えた者…とそれぞれの道を辿ることになり私は寛解してアカウントを閉じた。
当時そんな危うい病中、病み上がりの自分が詐欺やらブラックバイトやらに引っかかることなく過ごしたのは時代もあるだろうが「青い鳥」を介して繋がった人の良心の賜物だと思っている。

さらに時は流れて私はまたTwitterに戻った。でも、記憶にある「青い鳥」とは違った。
爆風吹き荒れる前線地帯だった。
あの穏やかな世界ではなかった。
もっと時が流れて「青い鳥」は「かぼすちゃん」になり、今度は「X」に。

私の「青い鳥」はどこに行ったのだろう。

asahi.com/articles/ASR7V5WNFR7

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