実家から電話があり、わんころずの片割れがお空へ、とのこと。4月末に心臓から出血して腫瘍があることがわかり、そこからステロイド治療をしつつ終末ケアをしていたのだけど、ステロイド入れたらむしろ元気になり、ふだんよりも食欲も増え、あんたほんとに末期患者かいな?という1ヶ月ちょっとでした。死に際も先日同様に急な腫瘍の破裂と出血からっぽいので、あまり苦しまなかったかも。写真は2日前、コタツ机の上に乗り「なんかわたしいけないことしてます?」という顔をしてる様子。はい、いけないことをしています。推定年齢4歳くらいで保護してから約9年、ずっとこんな感じでマイオウンロードをしゃかしゃかと走り続けておりました。さいごまでそれを貫いてくれましたね。えらい!

なおもう一方の片割れわんころ(トイプー)はというと、ハッスルしすぎて足を痛め、絶妙に悲しい顔をしておりました。写真がそれです。こちらもダックスと同じタイミングで保護し、現在10歳くらい。仲がいいのか悪いのかようわからんわんころずでしたが、これからこの子も「不在」と向き合うのだろうか。

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朝ごはんをもりもりたべて、そのあと(おそらく)腫瘍が破裂して、死ぬ間際のいきものの習性なのかうんこをして、すぐに呼吸を終えたとのこと。昨日もいつも通り、道に咲いてる花をたべて、道に落ちてるミミズをたべて......ということで大往生と言ってよいでしょう。花もミミズも、少し夏がはやく来てくれてよかったことのひとつかもしれない。10年前のゴールデンお見送りのときは苦しい闘病期間もあったけど、今回はそれがなかったおかげで「よかったね〜」という感情のほうが強い。4月末で一度覚悟ができたのもよかった。本人はそんなつもりは(というか死ぬつもりも)なかっただろうけど、こちらのための準備期間をもうけてくれたので。

どこかでこのわんころについてはちゃんと書いておきたいのだけど、タイトルは「野生のお嬢さま」でほぼ確定かな。

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