本屋関連の取材的なものでも「顔写真の掲載」が必要条件として載せられてるものがあったり、あるいは条件の明示はなくても「店主さんの顔がわかる写真を1枚......」と最後に撮られてそれがデカデカと載る、みたいなパターンは多い。メディア側の見えてなさ感というか、「ほら、せっかくメディアに載るいい機会なんだから顔(と名前)も出しなよ、名誉でしょ?アピールアピール!」みたいな感覚が、自覚/無自覚問わずあるのではないかと思う。
なのでこちらから素材を提供できるものに関しては幼少期とかおぺんとかにして抵抗している。
以前、高井さんも言及してた「トークイベントには人前で話ができる人しか出れないから、そういう人だけが影響力は発言力を得る/発揮できる状況になってしまう」的なことが、取材/紹介記事でも起きているので。顔出しできる店舗運営者だけが外部にアピールできる、自分の意見を発信できる。顔出しできないから泣く泣く断る、というケースは実際にたくさんある。顔出しできないなら記事にしません、となるメディア側がポンコツなのは当然だけど、どうしても「写真」がほしいならこれでどうですか?という形で抵抗し、それで通っている例は増やしていきたい。というかおぺんでOKなら顔写真いらないでしょう。