小柳かおるさんの『第二言語習得について日本語教師が知っておくべきこと』を読んで考えたことのメモをちょっと貼って行こうと思います。 #日本語教育 #第二言語習得理論 https://amzn.to/3UApkwO
つい最近まで、『暗示的学習』こそが運用能力に繋がる「手続き的知識」を得るために最も有効なのでそれのみを行っていればよいのだと思っていました。しかし最近は「宣言的知識」と「手続き的知識」の「弱いインターフェース」をポジティブに評価してもよいのではないかと思えてきています。具体的な方法論としては庵功雄さんたちが『にほんご これだけ!』に付録にしていた「これだけ したじき」のようなやさしい日本語初級シラバスStep1,2の概略をまとめたプリントのようなものを作って、最初にオリエンテーションを行ってしまって、それをある程度頭に入れておいてもらってから、じゃあここからは行動目標別の会話やトピック別の語りの産出活動を行って、(もちろんときどきFoFで確認しながら)頭での理解を体験的に使える知識として身に付けていきましょうというやりかたです。 #日本語教育 #第二言語習得理論
行動中心アプローチが単なるフレーズ集に陥らないことが重要。 #日本語教育 #第二言語習得理論