ライオン・キング:ムファサ(Mufasa:The Lion King)見たよ。

絵は立て髪が短い若きムファサの横顔に小さな花が舞っている様子。

リンマニュエルミランダの歌曲最高です。
お話は皆がさすらう状況に立ってしまい、それぞれがどのような選択をしていくのか、というのが通底としてあり、それが成長し、試練を乗り越えることで王となる、というシンバの物語のテーマとも繋がるのが面白かった。
タカ(スカー)はその試練を乗り越える機会を逃し、自らを卑屈に貶めていくのが悲しかったなぁ。最初は母を助けられず、しかしいつか勇気を出せるよ、と励まされるのだから、チャンスはあったのに拗らせていく過程が描かれていて、そこらへんは人間描写に優れているバリージェンキンス節なのかなと思った。
歌を先に聞いてたけど、ドラマと一緒に見たら二人の心境の深みがさらにギュンと伝わってきますね。tell me it’s you は映像を見てこれはオスカーノミネートしてほしい!となった。

まぁせっかくラフィキを出してきたのだから、もう少し神話的・幻想的な映像を作っても良かったのでは?と思った。だってこの展開って「そのもの蒼き衣を着て金色の野に降り立つ」とかバーフバリみたいな感じじゃないですか〜。

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超実写だからと言ってアニメ的表現を避けてるのだろうか?「バイバイ」とかもミュージカルシーンの演出としては弱い。
あと最後はもう少しムファサがスカーを許したい、しかしスカーがその機会を持てなかった、そして遺恨が残る、みたいな流れは強調して欲しかったかな〜。



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