幽白、私は数年前に「名作らしいしハンターもレベルEも好きだから読んでみようかな」で読み出して暗黒武術会の途中まで読んだところで止まってたんだけど、いま無料公開してるから続きを読んでみたら暗黒武術会終盤の戸愚呂兄のエピソードで「爆エモじゃん?!」になり、その後の仙水編で「めちゃくちゃ面白いじゃん?!」になってるんだけど、ネットのみんなの言う「幽白おもしれ~!」ってほとんど「戸愚呂兄の(フィジカルの)おもしろさ」しか見かけなかったというか戸愚呂兄の事しか頭に残ってなかったから「戸愚呂兄弟編終盤と仙水編からめちゃくちゃ面白くなるじゃん?!」になってる。
仙水ってワードはちらほら目に入ってたけど戸愚呂のが単純にインパクトあって話題にしやすいんだろうな。
レベルE、SFとしてだけどトランスジェンダーのキャラも出てきてて、今読んでもかなり良いのではないか……?って着地をしてるので、冨樫先生……かなり良い作家なのでは……?と思ってるけど……。(トランスに関する描写については私も不勉強だから良くない描き方されてる部分もあるかもしれないけど、20年近く前の作品でしかも男性作家が書いたものとしてはかなり良いんじゃないか……?と思ってる)(旅行イコール交尾オーケーではない、の話が出てきたのもトランスキャラ回)(性染色体と外性器が合ってないってパターンだったから多分厳密にはトランスではないんだけど、キャラ本人がその事を知らなかったから、キャラが抱える悩みとしてはトランス分野に分けました)(でも解決方法が善悪の分別がないキャラの力技だったから良くない描き方なのかも……)(私がマジで不勉強だから未だに何が正しいのか分かってないごめん)
幽白途中まで読んでの感想覚書 列挙
・最序盤の一話完結ホッコリ人情エピソードは普通に面白かったし好き。でもまだ普通に面白いだけ。
・バトル物になってからは「面白いけど(同作者のハンターや他作品と比べたら)名作として語られるほどか……?」になってた(暗黒武術会途中までは)
(この間に数年経過)
・戸愚呂編終盤の戸愚呂兄めちゃくちゃ好きなんだが?!戸愚呂100パーセントと闘技場を移動させるやつしか知らんかったが?!になる。
・仙水編序盤のジョジョ4部みたいなバトル、ジョジョ4部みたい……(最近のハンターでワンピに対する返歌みたいな事をしてたと“界隈”が言ってたのでこれもジョジョに対する何かなの?)(ホラーサスペンス能力バトル自体は特殊なモチーフではないが)
・仙水編、おもしれーじゃん!(まだ途中だが)
・冨樫先生がジャンプの連載システムか何かにキレてすごい無理矢理感ある終わり方してるらしいことは知ってるので「覚悟」で臨む。
・それでもハンターの連載を続けでくれているの、読者としてはありがたいがそれでいいのか……?という思いがずっとあるが……。