「2022年に目に見えるかたちで現われた、こうして人々が暴力に巻き込まれていく趨勢を顧みると、無力感に襲われます。世界が闇に覆われているようにも見えます。しかし、生きるとは、それでも少しずつ歩み続けることでしかありえません。
Chronicle 2022 https://nobuyukikakigi.wordpress.com/2022/12/30/chronicle-2022/
@Nobuyuki_Kakigi
より
nobuyukikakigi.wordpress.com
Chronicle 2022
それはいったん立ち止まって、闇を見つめるところから始められる必要があるのではないでしょうか。それによってのみ、自分から力を奪いつつある暴力を見通すことに結びつくはずです。そして、このことは暴力に晒された他者のことを思う余地を、自分のなかに開くはずです。」
想像力だけがこの抑うつを切り拓いてくれる。それは別様の生、私ではない他者の生、そうではなくこうでもあり得たかも知れない、別の可能性の生への見通しを拓いてくれる力だ。時として妄想として働いてしまうような空想力の本当の力は、そんな働きにあるのではないか。