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年収の壁の話よりも、今、日本の労働現場でずっと問題になっているのがこの130万円の壁。これは社会保険加入によって将来の年金給付の増額を図ろうとすると、同時に現在の手取りが減少する、または企業負担が発生するという現象で、ここを政治が手当てすることが、ずっと求められている。

具体的には、この130万円近辺の年収階層の人たちが社会保険に参加しながら、手取りが、そして労働時間が減少しないようにするための方策が求められている。

給付付き税額控除は、その為の対応策。つまり所得税と社会保険料負担を相殺させる。現行の社会保険料は所得控除になっているからそれを税額控除に変える。

年収130万超えると社会保険料負担は年間約20万円。だから社会保険料の税額控除額を20万と設定する。それより超えたら更に給付する。手取りは減らないから壁はなくなる。で、この話のミソは、所得控除から税額控除に変えることで、社会保険料の逆進性を緩やかにし高所得層の負担が増えるので所得累進性が高まることになり再分配が進む。

連合会長が不可解なのは、連合の作業部会は、所得控除から給付型税額控除への移行を推奨しているのに、会長は会見やると3号無くせしか言わないんだよな。そっちより、こっちの話が本題のはずなのに。あの人は本当によく分からんよ。
QT: fedibird.com/@gaitifuji/113441
[参照]

ガイチ  
立憲「130万円の壁」対応の議員立法を提出へ(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/628c469a229a12ccf43c045ef582a084c7abf2d5?source=...
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