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別にMastodonを「俺が面白いと思った記事を毎日紹介していく」というものとして運用しようとは思ってないんだけど😅、今日は自分のメモの中にあった過去ログの中で、今読み返すとなかなか面白いんじゃないかな、と思うものを紹介したい(結局、紹介するのである)

「俺は35歳以上の怒った白人男性で、高卒だ。つまり、典型的な「トランプ支持の人口動態」に属する。そこで育ち、そこに暮らし、今もそこで生きている。大統領選数週間前のあるテレビ番組で、トランプ陣営の最大の支出項目が野球帽だというを取り上げていた。そこで画面の中の左派リベラルと思しきコメンテーターたちは「野球帽?ハッハッハッハ(笑)」と馬鹿にしたんだ。俺は思ったよ。ああ、こいつらは浮世から隔絶されたバブルの中で生きているんだなと。労働者階級にとっての野球帽の意味を理解できないんだと思った。自分もいつも野球帽をかぶってきたし今もかぶってる。このとおり。これが俺たちの生き方だ。それを彼らは嘲笑したんだ。

30年前レーガンの政策で何万というデトロイト市民が職を失った。彼らの暮らしは一気に暗転し中間層から転げ落ちた。次にレーガンは航空管制塔の職員を大幅に削減した。労組も闘ってくれなかった時、デトロイトの全てはそこで止まった。その後も労働者たちの状況は悪化の一方だ。

トランプの税逃れ疑惑について奴が「それは自分が賢いからだ」と発言した時、メディアは批判しただろ。その批判は正しい。だけど彼の支持者から見れば「賢いやつ」に見えるんだ。なぜなら毎日毎日何かの支払いに追われているんだから。「できるだけ政府に払わない」ことをやってのけるなんて羨望の対象なんだよ

民主党幹部は都合の悪いデータもしっかりと見るべきだ。民主党大統領予備選挙でヒラリーよりもバーニー・サンダースを選んだ州は大統領選で民主党のクリントンではなくトランプを選んだ。サンダースがヒラリーを追い詰めた時点でとんでもないことが起きていることに民主党主流派は気付くべきだったんだ。だってこのアメリカで社会主義者を名乗る人物がヒラリー相手に22の州を押さえたんだぜ。人々がもはやイデオロギーで候補者を選んでなんかいない証拠さ。08年と2012年にオバマに投じた人たちは今年は「あと8年も中間層を苦しめる大統領はいらない」と支持先を変えたんだ。それを忘れるな。

トランプ当選を受けてオバマとクリントンが「オープンな心で、一つになりましょう」と言ったのは、彼らの職務上当然のことだが、俺たち運動側は違う。反対して抵抗する。クリントン支持が多かった西海岸や東海岸だけでなく、全国で。トランプの就任式に『100万人の女の行進』を企画する女性団体もある。俺はまだ怒ってるんだよ(映画監督 マイケル・ムーア)

トランプ当選時のこのムーアの批判は今もまだ多少は活きているような気がしている

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