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俺は共産党員になったこともないしどこの政党の党員にもなったことはない(むしろ共産党とは距離がある。何故なら若い時、広瀬隆に影響受けた反原発第一世代にあたるので。若い皆さんには、信じられないかもしれませんが、かつての共産党は広瀬隆を「非科学的だ」として、党を挙げて否定していたんですね。原子力の平和利用を党是として掲げていたので、原発100%否定ではなかったのよ)

だからそこまで政治に入れ込んだ経験はないけども(とは言え、新党さきがけには肩入れしてカンパしたこともある。若気の至りだったと反省しております)それなりのお付き合いはあるわけですよ、共産党周辺の方々とはね。自治会活動とか地域で商売とかいろんなことやってるとそれは必然として。共産党だけでなく、自民党も公明党、かつての社会党ともだけどね

その中で感じてきたのは、人として付き合いやすいのは圧倒的に自民党や公明党の関係者なのよね。でも共産党も議員さん当人は与党政治家よりも付き合いやすい人が多い。親身になってくれる人も多いようだしね。そこは名誉のためにも強調しておく。

ただ、関係者がね……基本的には善き人なんだろうけど市民運動とか中途半端に参加しちゃって世間から耳目集めた経験重ねちゃうと、磁場が狂い出すよのよね。私たちは世間を動かしてるみたいな万能感を備え始めてね。理屈より行動が優先されて、その経験から発せられた体験談元にして「啓蒙」とか「説諭」し始めたりするわけで。これってネット中心になると余計にこじらせるのよ、理論なき(理屈なき)現場至上主義や実践絶対主義は。そこの行き着く先は結構大変なことが待ち受けているのは、過去の歴史が物語ってる。

しかし面白いことに、そういう人達は、やはり途中で人がいなくなるのよ、やはり人は感情だけでは動かないものだから。で、そういう形になりそうした人達が共産党から離れた側に回っても、そこで出来上がったマインドだけは変わらないのよね。ネット中心になればなるほど、現場至上主義が幅を利かせて、逆に理論や理屈がおざなりになり全体が地盤沈下していくということをこの数十年、この国の市民社会は繰り返しているような気がする

共産党周りの人たちは基本的には「善き人」が多いと思うんだよね。だからこそ党中央がしっかりしなきゃいけない。志位さんが一番いけなかったのは、論文を書かなかったことだよ。不破上田兄弟に遠慮してたのかもしれないけどさ。やはり党首が時代に合わせ理論を提示しなくちゃいけなかった。冷戦時に上田耕一郎が書いた論文を理論的支柱に据えて何年経ったの?タムトモさんが一本立ちするには志位さんがやれなかった自説を論文にして発表し、皆で議論の場を作ることだよ

基本的には共産党の人は、自分が信じる人の言うことを素直に信じちゃうん実直な人が多いんだから、そんな古びた理論で現実社会に対応してたら、そりゃ末端でいろいろ問題も起きるさ。そしてその党中央の中枢部に変な理論持ち込まれたらそれこそ理論武装もできてないから、あっという間に末端まで浸透しちゃう。そのおっかなさをジェンダーイデオロギー問題でわれわれは目の当たりにしているわけでね。別に支持している政党ではないけど、立憲がああなった今、国政選挙での投票先がほとんどなくなりつつある中で、共産党には今一度の立て直しをしてもらいたいのよ。

あの人たち、文が読めないから文が書けないんじゃないかと思ってます。字面を眺めてはいるが読めてはいないんですよ。

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