「次どうしようか考えている」輪島市宅田町の仮設住宅にボランティア 被災者の心境は(石川テレビ) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/d281c5b69920888b56462eecdfc158fc6a05f8fa
“28日は東京や大阪など県の内外からおよそ100人のボランティアが集まり、水没して使えなくなった家電製品や家具たまった泥などの運搬作業にあたりました”
集まった数が、100人という数字見て、正月の大地震後に行政、報道、NETで突如巻き起こった「共助否定、自助優先キャンペーン」の影響は甚大だったとつくづく思う。ネット発の悪影響というのは数多くあるけども、あの正月のキャンペーンは、本邦社会において、結構決定的だったなと思ってる。
この国の統治機構は、昭和後期以降、国を統治しやすくするために、公助のコストカットのためにあらゆることを使ってきたけども、阪神・淡路大震災以降はその中心に「共助」を押し出してきたわけだが、遂にここに来て公助の機能不全、責任を曖昧にするために、責任遡及機能が付いてくる「共助」すら切り捨て始め、全てに対して自己責任原則を貫こうとした、その大きなきっかけが能登大地震となったように思える。そしてそれを主導したのがネットだった、という点は記憶、記録しておいたほうが良いだろうなと。なにせ人は簡単に記憶を変えてしまうのでね。しっかりと覚えておかないと、容易く歴史は改変されるから。 [参照]